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鳥取の7月について
大自然に囲まれた鳥取県は、美しい海と綺麗な山々がまだたくさん残されており、「日本のハワイ」と呼ぶにふさわしいくらいの場所です。特に夏休みが始まる7月下旬ごろからは、大自然を利用したたくさんのアクティビティが行われます。しかし、ネット上では7月の鳥取県の気候や服装についての情報がほとんどありません。7月に鳥取県でアクティビティを楽しみたいと思っている方々にとっては、どんなものを準備して行けば良いのか分からないというのが、正直なところではないでしょうか。今回は、そんな鳥取県の7月の天気・イベント・アクティビティについてご紹介します。
天の川
鳥取県は「星取県」と言われているくらい、市街地からでも星が綺麗に見えます。特に夏の夜空には、織姫と彦星で有名な夏の大三角が見えます。その間を流れる天の川を見ると、言葉が出ないくらい感動すること間違いなしです。ところで、星空観測の条件として街の光が少ないことがあげられています。鳥取県では、美しい星空を守るために街の街灯などを規制して星空保全活動に全国に先駆けて取り組み、星空を守る法律まで作っています。そのため、東京などの都会では夜中でも街全体が明るく見えない天の川が、鳥取県では、市街地からでもはっきりと見ることができます。また、市街地をすぐ離れると街灯などが何もない星空観測にはうってつけの好条件のスポットがたくさんあるのでぜひ訪れてみてください。静かな街並みとダイナミックな天の川がコラボレーションした姿は鳥取県ならではと言えるでしょう。
セミの鳴き声
鳥取県では、7月7日頃から「盛夏で暑い風が吹く」季節の小夏となります。夏の風物詩としてセミの鳴き声があげられますが、鳥取県では、例年ヒグラシが7月14日ごろから、アブラゼミが7月15日ごろから泣き始めます。6月下旬ごろからの梅雨の豪雨の時期の終わりを告げるセミの声は、地元の人たちにとって、これから夏が本格的に到来する魅力的な音色です。最初のうちは、暗闇から聞こえるせみの鳴き声に正直驚くかもしれませんが、だんだん慣れてくるとその美しい音色に癒されること間違いなしですよ♪
鳥取の7月の天気と服装
鳥取の7月の天気
7月の鳥取県の平均気温は25.7℃、降水量は200.9mmです。東京の平均気温が25.0℃、降水量が153.7mmであることを考えると、ほとんど同じ気候と言えます。ところで、夏の暑さの代名詞としてよく使われる気象用語の一つに「熱帯夜」という言葉があります。文字通り、1日の気温が25℃を下回ることがなく、扇風機でもかけておかないと1日中寝付けないような気温のことを指します。全国的には北国の方が少なく、南国の方が多いです。日本列島の南側に位置している鳥取県では「熱帯夜」の日数が意外と少なく、7月でも3日程度、年間でも、6日程度しかありません。一方で、東京だと年間に24日程度、大阪だと年間に33日程度なので、鳥取県は夏の気候面では、かなり過ごしやすいと言えるでしょう。
鳥取の7月の服装
鳥取県の7月は最高気温が30.4℃で、東京の29.2℃と比較するとほとんど変わらないので、基本的には東京で過ごすような半袖、半ズボンを基本とした一般的な夏の服装でいいでしょう。しかし、年によっては気温や日差しが高くなる日もあるので、熱中症対策として、帽子やサングラスなどを念のため持参しましょう。特に、海でのアクティビティを7月に計画されている方は、日差し対策として日焼け止めや日傘などを持参することをオススメします。一方で、シャワークライミングなどの山のアクティビティなどを計画されている方は、海沿いの市街地よりも肌寒く感じることもあるので、薄めの長袖や羽織やすい薄いウインドブレーカーなどを念のため持って行っておけばかなり重宝すると思います。
鳥取の7月のおすすめイベント
鳥取・賀露みなとオアシス夏まつり・賀露白いか祭り
出典:©️鳥取県
鳥取県の夏のグルメの1つに「白いか」があります。毎年、初夏を迎える6月から晩秋の11月ごろまで、日本海を煌々といか釣り漁船の漁火が海を明るく照らします。地元では、夏に取れる剣先イカのことを「白いか」と呼び、夏の味覚として古くから山陰地方では愛されています。コリコリとした食感で、噛めば噛むほど甘味の増してくる味わいは絶品です。鳥取空港のすぐ近くにある賀露港では、7月の海の日に合わせて旬の味覚である「白いか」をテーマにした、「 鳥取・賀露みなとオアシス夏まつり・賀露白いか祭り」が毎年開催されます。イベント当日には、普段地元の人でもほとんど味合うことのできない「白いか丼」が安価な価格で提供されたり、いか釣り漁船に乗船する体験もできたりします。鳥取空港からは、直通道路が通っているので徒歩で15分程度。鳥取に飛行機でお越しの方はぜひ一度お越し下さいね♪。
若桜町納涼花火大会
出典:麒麟のまち観光ネット
氷ノ山のスキーやスノーボードなど、冬山のイメージがある若桜町。夏には、トレッキングや自然を生かしたアクティビティが体験できるおすすめ納涼スポットです。また、若桜町は県内屈指の星空観測スポットの1つです。壮大な夜空にダイナミックに縦横する天の川をご覧になれば、日常生活の煩わしさから解放され、元気になること間違いなしです。若桜町では、毎年7月に町をあげての花火大会が行われます。当日は、若桜鉄道のSLと花火がコラボレーションし、真っ暗闇の夏の夜空を美しく照らします。全国的にもSLと花火のコラボレーションをみることができるのは若桜町だけなので、ぜひ一度お越しくださいね♪
ハワイアンフェスティバル・イン・ハワイ
鳥取県中部にある湯梨浜町は、ハワイアンな町として有名です。かつて存在した羽合(ハワイ)町がアメリカ合衆国の本場ハワイと友好都市として提携していたました。そのため、毎年7月にハワイアンフェスティバルがハワイアロハホールで行われます。当日は、本場ハワイからハワイアンアーティストの方々を招き、フラダンス、ウクレレ、レイ・メーキングなどの直接指導を行なったり、日本全国から集まったフラダンス愛好家によるダンスが披露されたりします。見聞を広めるために地元のローカルなイベントに参加するのも、旅行の楽しみ方の1つはないでしょうか!
米子がいな祭り
出典:©️鳥取県
鳥取県西部の米子市では、7月の最終週の土曜日、日曜日にかけて米子がいな祭りが開催されます。昭和48年ごろに自衛隊米子駐屯地の職員が秋田駐屯地に研修していた際、秋田の「竿燈祭り」に参加したことから始まった祭りですが、今では鳥取県の夏の風物詩となっています。毎年最終日には、5000発から7000発の花火が打ち上げられ、夏の米子の町を花火で色鮮やかに照らします。祭りのタイトルにもなっている「がいな」とは米子地方の方言で「大きい」を意味します。鳥取県のサッカーチームでJ3で活躍するガイナーレ鳥取も、この米子地方の方言の「がいな」からチーム名を名付けています。7月の鳥取県で、がいな花火をみて感動するのもいいと思いますのでぜひご覧ください♪
鳥取の7月のおすすめアクティビティ
浦富海岸シーカヤック
7月の浦富海岸は、近くの岩場にはコオニユリが可憐に咲き、海の中を見渡すとたくさんの魚が観光客をお出迎いしてくれる自然豊かな観光スポットです。特に海の上で海中の生物が観測できる人気アクティビティのクリアカヤックが体験できるのは、ここ浦富海岸だけです。抜群の透明度を誇る浦富海岸でクリアカヤックを使えば、水上からでもマアジやカワハギ、イシダイといった岩場の魚たちも間近に見えるので大変オススメです。7月の美しい浦富の海で、カヤックで大海原を散策できるので最高ですよ♪
夏イチオシのアクティビティ!浦富海岸のシーカヤック体験の詳細はコチラ↓
浦富海岸SUP
夏の大人気のアクティビティ!浦富海岸のSUP体験の詳細はコチラ↓
フロリックシーアドベンチャーパーク浦富
7月の浦富海岸の人気のアクティビティの1つがフロリックシーアドベンチャーです。水上のアスレチックと呼ばれるくらい、バラエティー豊かな遊びがたくさんあります。ブランコやジャンプ台を使って海に大ジャンプすれば、子供だけではなく大人も大はしゃぎすること間違いなしです。フロリックシーアドベンチャーパーク浦富には、毎年多くの観光客が来るので事前のネット予約が必須。鳥取ツアーズからでも事前のネット予約ができるのでぜひご利用ください。
西日本最大級の海上アスレチックパークの詳細はコチラ↓
鳥取砂丘セグウェイ
ついに鳥取砂丘に黒船来航!海外の人気アクティビティであるセグウェイがついに鳥取砂丘にもやってきました。鳥取砂丘といえば、鳥取県を代表する有名観光スポットで、砂丘のほぼ全域が国立公園にも指定されています。国立公園でセグウェイ体験ができるのは、全国的に見ても鳥取県だけではないでしょうか。今年の夏は一味違う観光をしたいと思っている方々はぜひ、鳥取砂丘セグウェイ体験を行なってみてはいかがでしょうか。インスタ映え間違いなしですよ♪
鳥取砂丘の最新アクティビティ!セグウェイでの周遊ツアー体験の詳細はこちら↓
【通常期間】
9:30〜,13:30〜
【夏季期間】
9:30~,14:00~
〇冬季限定コース120分
10:00~,13:30~
〇ミドルコース90分
9:30~17:00
※当日予約時間は9:30~15:00まで【パーフェクトコース150分】
大人(16歳以上):9,000円 / 【ミドルコース90分】
当日予約のみ※電話要相談
大人(16歳以上):7,000円 / 【冬季限定コース120分】
※1/6~3/8
大人(16歳以上):8,000円予約はこちら
浦富海岸遊覧船(島めぐり遊覧船)
鳥取の7月に大人気なのが、浦富海岸の絶景を海の上から鑑賞できる遊覧船です。船酔いが心配な方は揺れの少ない大型船をオススメしますが、そうでない方には洞窟の中にまで入れる小型船に乗船することをオススメします。7月の浦富は天気もよく、海上散策にはうってつけの季節です。絶景中の絶景である「千貫松島」を大パノラマの船上から見渡すと、長い年月をかけて日本海の荒波が削った大自然の岩場の彫刻に魅了されること間違いなしです。値段も手頃で、家族連れが多くなる7月には船着場は大変混雑しています。そのため、当日予約よりも事前にネットからの予約をオススメしますよ♪
鳥取の夏の定番!浦富海岸の遊覧船の詳細はこちら↓
まとめ
今回はあまり知られていない鳥取県の7 月の天気・イベント・オススメアクティビティについてご紹介しました。7月の鳥取県は帰省客や観光客で大変にぎわいます。そのため、アクティビティを旅行中に検討されている方々にとって、事前予約は必須と言えるでしょう。また、鳥取県のほとんどの店舗が現金決済です。鳥取ツアーズだと、クレジットカード決済や事前予約が簡単にでき、なおかつ気軽にメールでお問い合わせができるのでオススメしますよ♪